一般的にヤニカスとは、マナーの悪い喫煙者のことを言います。歩きたばこやポイ捨てなど、喫煙者の中には一定数マナーを守らない方がいますよね。その人たちのことをまとめて、ヤニカスと呼びます。
今回は、なぜヤニカスが「底辺」「クズ」と呼ばれているのか徹底解説。一般的に喫煙者は嫌われがちですが、なぜ嫌われてしまうのかについても紹介していきます。
ヤニカスはなぜ「底辺」や「クズ」と呼ばれる?
ヤニカスと調べると、「底辺」や「クズ」という言葉をよく見かけます。
ヤニカスとはただの喫煙者ではなく、マナーの悪い喫煙者のこというため「底辺」や「クズ」といわれても仕方がないのかもしれません。具体的にヤニカスとは、タバコのポイ捨て、歩きたばこ、妊婦や子供の前で喫煙をするような人のことを言います。
ここからは、なぜヤニカスが底辺だといわれてしまうのかについて以下の内容を解説。
- タバコのにおいが強烈
- 休憩時間がとにかく多いし長い
- 出費がえぐい
それでは見ていきましょう。
タバコのにおいが強烈
非喫煙者にとって、タバコのにおいは本当にクサいと感じる臭いです。
タバコを吸っている方同士であれば特に気になりませんが、非喫煙者の場合は1m以内に喫煙者が来ただけでも「うっ…」となってしまうほど臭いそうです。
事務所や狭い室内で煙草を吸っている場合、ドアが開いただけでクサいにおいを感じるほど。煙草を吸っていない人にとっては害しかないですよね。
休憩時間がとにかく多いし長い
タバコを吸っている人と吸っていない人では、休憩時間の回数や時間に違いがあるようです。これは職種にもよるかもしれませんが、仕事の合間にタバコを吸っても問題ない職場の場合、喫煙者と非喫煙者とでは休憩の回数や時間に差が出てしまいます。
もちろんこの「タバコ時間が長すぎる」と感じているのは仕事だけではありません。家族で旅行に出かけていても「タバコを吸ってくる」と配偶者の方が喫煙所に行った場合、タバコを吸い終わるまで待つ必要がありますよね。
タバコを数時間は人によって異なりますが、おおよそ5~10分ほど必要になるでしょう。タバコを吸っていない人ほど、喫煙者のタバコ時間は長いと感じるもの。
そうなるとせっかく旅行に来ていても頻繁に「タバコを吸ってくる」と抜けられてしまえば、思う存分楽しむことができません。
出費がえぐい
昔は数百円で購入できたタバコですが、現在高いものだと1箱600円しますよね。
2箱購入すると1,200円…。1日1箱吸うと1ヵ月(31日)で18,600円必要になります。年間にすると223,200円の出費です。かなりの出費だと感じますが、喫煙者の方からすると必要なお金だと感じるようですね。
非喫煙者からすると「お金をかけて体に悪いものを吸うなんてありえない」と考えることでしょう。もちろん喫煙者の方も頭の隅では「お金がもったいない」と思っています。
ですが、タバコをやめたことによるイライラやこれまで吸ってきたことによる習慣などからどうしてもやめることができないんです。お金を払ってでも、これまでの習慣を維持させたいですしイライラを解消したいと考えています。
こういう思考回路こそが非喫煙者から見ると「底辺」だと感じるのかもしれませんね。
「ヤニカスは底辺!」喫煙者が嫌われる理由3選
ここからは、ヤニカスが非喫煙者に嫌われてしまう理由を解説します。
基本的にここでいうヤニカスはマナーの悪い喫煙者のこと。しっかりとマナーを守り、周りに配慮しながら吸っているのであればヤニカスの分類に入らないので安心してくださいね。
それでは見ていきましょう。
嫌われる理由①くさい
ヤニカスが嫌われる最も多い原因の一つが臭いです。
非喫煙者からするとタバコのにおいは、ツンとする異臭。その時臭いを一瞬感じる程度であれば特に問題ないのかもしれません。
ですが、タバコの臭いって髪の毛や服についてしまうんですよね。非喫煙者が喫煙者と一緒に過ごすことで、髪の毛や服に相手のタバコの臭いがついてしまうため自宅に帰っても不快な気持になってしまします。
そして嫌なのが、一度つくとなかなか臭いが取れないという点。お風呂に入って洗濯をするまで臭いをまとったままでいなくてはいけないというのは、非喫煙者にとって苦痛だと感じます。
嫌われる理由②汚い、火災、事故の原因になる
ヤニカスと呼ばれる方のほとんどがポイ捨てをしてしまいます。
タバコの吸い殻をその辺にポイっと捨ててしまう行為は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」などで禁止されていますが、それでも実際に捨てている人を見かけますよね。
実際にタバコが街中に捨てられてしまうと、他の非喫煙者が掃除をしなくてはいけなくなります。また、火が消えていなかった場合は火事や事故の原因になることも。
ポイ捨てで町の景観は損なわれますし、火事・事故の原因になるのは嫌われてしまう要因だといえますね。
嫌われる理由③仕事が滞る
ヤニカスの方は1日におおよそ1箱以上タバコを吸っていることでしょう。
1箱に入っているタバコは20本ですよね。1本5分で吸うと計算すると100分必要となり、1日で1時間40分はタバコを吸っている時間ということになります。
朝8時に起きて9時に就寝する場合、13時間の中の1時間40分はタバコを吸っていることになり、仕事をしている合間にもタバコを吸っていることになりますよね。
さらに職場だと喫煙所に移動してタバコを吸う必要があるため、タバコを数時間だけでなく移動時間もかかってしまいます。頻繁にタバコ休憩してしまうとその分仕事ができたであろう時間が、どんどん減っていることがわかりますね。
このタバコにかかる1時間40分という時間は、非喫煙者の方にはない休憩時間です。非喫煙者の方は喫煙者がタバコを吸っている時間も働いています。
仕事時間だけを見るとかなり不平等に感じることから、喫煙者の方が嫌いだと感じてしまう方が多いようですね。
ヤニカスは底辺だと呼ばれる理由に関するまとめ
ヤニカスの方が底辺だと呼ばれてしまう理由について解説してきました。
マナーを守ってタバコを吸っている方や休憩時間だけタバコを吸っている方もいる一方で、ポイ捨てをしたり仕事の合間にタバコを吸うことで「最低」だと感じる方がいることを理解していただけましたでしょうか?
やはりヤニカスの方のマナーの悪い行動は、どうしても「底辺の人がすることだ」と感じてしまうのかもしれませんね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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