ヤニカスとは、マナーの悪い喫煙者のこと。ただ、「マナーの悪い喫煙者」とはどこからをいうのか、具体的な例が知りたいですよね。
もしかすると自分が知らないだけで「ヤニカス」と呼ばれるようなマナーの悪い喫煙者になっている可能性も捨てきれません。
周りの方にヤニカスだと思われないよう、今回は対策や改善方法を解説していきます。
ヤニカスは迷惑をかけ始めたら呼ばれてしまう
喫煙者がヤニカスと呼ばれるきっかけは、周りの評価です。タバコを吸った後で、吸殻をその辺にポイっと捨ててしまった場合はヤニカスだと呼ばれてしまいます。
ヤニカスとは喫煙者を侮蔑の意味を込めて呼ぶこともありますよね。自分でネタのように「ヤニカスだ」ということはありますが、周りの人に「あの人はヤニカスだ」といわれてしまうのは正直、嫌ですよね。
ただ、ヤニカスになってしまう基準はとてもあいまいなものです。
会話をしながらタバコをすって、非喫煙者の方に煙がかかってしまった場合でも非喫煙者の方が「迷惑だ」と思った場合はヤニカス認定されてしまうことも。
つまり、あなたがヤニカスだと呼ばれるかどうかは非喫煙者側の気持ち次第ということです。ここからは、非喫煙者の方に「ヤニカスだ」といわれてしまわないようにできる行動について解説していきますね、
ヤニカスにならないための対処・改善方法
周りの人にヤニカスだといわれてしまわないようにできる対処方法を解説します。今回解説していく対処・改善方法は以下の通り。
- タバコの時間を制限する
- 時と場合によっては吸わないことを意識する
- 吸っていい場所で吸う
ひとまずこの3つを意識していれば、非喫煙者の方から「ヤニカス」「非常識」と思われてしまう心配はないでしょう。それでは詳しく解説していきます。
改善策①タバコの時間を制限する
まずはタバコを吸う時間を制限しましょう。喫煙者の方がタバコを吸うタイミングって、結構決まっていますよね。
朝起きたタイミングやご飯を食べた後、誰かと会話(通話)をしているとき、仕事やパチンコなどでひと段落したタイミングなとが主な吸うタイミングだと思います。
このようにまずは自分がタバコを吸うタイミングをリスト化してみましょう。そしてそのリストを見て、第三者目線になると迷惑になっているタイミングがないかチェックしてください。
たとえば、仕事がひと段落したタイミングで喫煙所へ足を運んでいる場合。自分にとっては仕事が落ち着いたからほっと一息つきたいだけであっても、非喫煙者からすると「また休憩してる」と思われてしまいます。
非喫煙者と会話をしているとき、ふいにタバコを吸い始めてしまうと副流煙を浴びてしまうことになるためいやな気持ちにさせてしまうことでしょう。
このように、自分がタバコをよく吸っているタイミングをリスト化して、「非喫煙者ならこのタイミングでタバコを吸われるとどう思うのか」を考えてみてください。
すると、「仕事の合間に吸うのはやめよう」「非喫煙者といるときはできるだけ吸わないように我慢しよう」と明確にタバコを我慢するタイミングを把握できますよ。
改善策②時と場合によっては吸わないことを意識する
タバコを吸っていい環境だった場合でも、時と場合によっては吸わないように意識してみましょう。
喫煙者同士で出かけた場合は、一緒に喫煙所へ行くことができますが非喫煙者であれば一緒に行くことはできません。せっかく出かけているのに、非喫煙者からすると空白の10分が生まれてしまうんです。
このように、非喫煙者と出かけているときや一緒にいるときはタバコを我慢することも大切。相手に合わせて時間を共有することで、非喫煙者の方から迷惑だと思われることはないでしょう。
その他にも、タバコによって健康被害を受けやすい子供や妊婦が一緒にいる環境なども迷惑な人として認識されてしまいます。
時と場合によってはタバコを我慢することも大切。後から好きなだけタバコを吸うことができるので、そういった場合には我慢してくださいね。
改善策③吸っていい場所で吸う
これは大前提として、外でタバコを吸う場合は吸っていい場所で喫煙しましょう。
公共の場での喫煙は、確実に非喫煙者にとって迷惑でしかありません。タバコを外で吸うときは喫煙所で吸うことは大切です。
もし喫煙所がない場合は、周りに人がいないか確認して携帯灰皿を使って吸うようにしましょう。基本的に喫煙者は非喫煙者に対して配慮しなくてはいけません。
特に歩きタバコは危険です。歩きタバコをしている際、前から子供が来るとちょうど顔あたりにタバコが当たる高さになってしまいます。
タイミングによっては子供に怪我をさせてしまう可能性もあるので、吸ってもいい場所で吸うことは必ず守るようにしてくださいね。
まとめ
今回は、ヤニカスと呼ばれないための対処法を解説しました。
喫煙者の肩身が狭くなってきている現代ではありますが、以前までは非喫煙者が我慢を強いられていたことを考えるとお互い、配慮は大切であることがわかります。
タバコの煙によって非喫煙者にも被害が及ぶことを考えると、喫煙者は必ず非喫煙者に配慮しなくてはいけません。ヤニカスと呼ばれないように、今回紹介した3つを守るように意識してみてくださいね。
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